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ドイツに航空機炭素繊維構造部材の研究開発拠点を設置
平成22年4月5日
当社航空機器製造カンパニーは、ドイツのプレミアムエアロテック社(Premium AEROTEC GmbH)ノルデンハム工場内に隣接するテクノロジーセンター(Zukunftszentrum Technologie Nordenham/Wesermarsch) に研究開発拠点を設け、先進複合材料であるCFRP(炭素繊維強化プラスチック)製造技術の共同開発に参画することを決定しました。
プレミアムエアロテック社は、EADS(European
Aeronautic Defence and Space Company)を母体とした、航空機の構造部材を設計、製造する企業で、エアバス機を主とした多くの航空機へ構造部材を供給しています。テクノロジーセンターは、航空機構造部材に限らず、その他の分野への効果的なCFRP製造技術の開発等を目的として2011年5月に開所する予定です。
テクノロジーセンターのプロジェクトの一つに胴体シェル構造の開発が挙げられ、ドイツ、オーストリアの民間企業及び当社と、ドイツのフラウンホーファー研究機構がこれを補佐する形で参画し、次世代エアバス機をはじめとした航空機の胴体構造の開発に向けた研究を開始します。
当社航空機器製造カンパニーは、エアバス全機種の垂直尾翼用ストリンガーとA380の二階床構造部材として炭素繊維を用いた型材を製造、供給しています。この炭素繊維構造部材は、ADP(Advanced Pultrusion)と言う当社独自の製法で製造しておりますが、従来困難であった三次元的な曲がりや段差を持つ新しい形状の構造部材の開発に目途がついたことから、新機種開発プロジェクトへの適用及び実用化技術の開発に向けて、テクノロジーセンターに拠点を設け、研究開発チームを派遣します。
当社の研究開発チームは、胴体構造部材開発グループのリーダーを担う予定で、航空機への実用化をめざし、炭素繊維構造部材の将来技術の開発に向けて貢献してまいります。
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テクノロジーセンター完成予想図
(Zukunftszentrum Technologie,Nordenham/Wesermarsch 提供)
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