ジェットエンジン部品、炭素繊維構造部材などを製造し、高度な品質で安全を確かにする特殊工程技術を強みにしています。

航空機器製造事業の強み

独自技術、炭素繊維複合材(CFRP)の連続成形製法(特許取得)における強み

各種Nadcap認証(世界標準認証プログラム)の取得

航空宇宙関係にて要求される品質マネジメントシステムJIS Q 9100 の認証の取得

この製法の特徴は、自動化された連続製法により、理論上長さの制限がない部材が製造できることです。それに加えて当社製法は、従来製法に比較して短時間・低コストで部材を製造することが可能です。また、内部品質に優れ、真直性、直角度などについても極めて高い精度を実現しています。

ジャムコでは、2014年4月以来、NDT(非破壊検査)、Composites(複合材)、NM(レーザー加工)の3つの工程において、航空宇宙分野における特殊工程の世界的認証制度 Nadcapによる認証を取得しております。

航空機器製造事業は、JIS Q 9100「品質マネジメントシステム-航空・宇宙及び防衛分野の組織に対する要求事項」の認証を取得しています。(JISQ 9100はAS9100/EN9100と同等です。)

ジャムコピックアップ

大成建設株式会社の防振遮音構造フレーム「T-Silent® CFRP Frame」に、ジャムコ製CFRP部材が採用

写真提供:大成建設株式会社
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写真提供:大成建設株式会社

当社のADP製法による炭素繊維複合材(CFRP部材) が、大成建設株式会社の防振遮音構造フレーム「T-Silent® CFRP Frame」に採用され、優れた施工性が確認されました。

CFRPを用いた防振遮音構造は、軽量であり施工上の制約を受けることが少なく、必要とされる遮音性能を容易に確保することができるため、音楽スタジオをはじめ静謐性が必要なさまざまな規模の空間への適用が可能です。

航空機・宇宙開発の分野での研ぎ澄まされた技術の結晶が高性能を生み出します。

航空機には様々な金属や複合材が使用されています。

航空、宇宙開発の分野に求められる厳しい基準を満たす加工技術、安定供給のための生産設備、そして耐空性を保証する品質管理体制などが揃ってはじめて、航空、宇宙機器メーカーとしての信頼を得ることができます。

徹底した品質へのこだわり、コア・コンピタンスである特殊工程技術、そしてモノづくりにおける独自の設計思想、これらを融合することで、熱交換器、航空機用エンジン部品、宇宙開発機器部品、電子機器搭載用シャーシ、高強度且つ軽量な複合材製品など、様々な航空・宇宙機器製品を供給し、お客さまのニーズにお応えしております。

写真提供:航空自衛隊
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写真提供:航空自衛隊

製品情報

製造を支える拠点

「炭素繊維構造部材」「エンジン部品」など、航空機器製造における中核拠点

株式会社 ジャムコエアロマニュファクチャリング

2013年4月1日に宮城県名取市に「航空機用炭素繊維構造部材」及び「航空機用エンジン部品」の生産を担う会社として設立されました。(株)ジャムコエアロマニュファクチャリングは航空機器製造事業における中核拠点であり、2023年4月1日をもって設立10周年を迎えました。

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