当社は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が着手する「次世代航空機向け静脈産業構築事業」(以下、本事業)に参画します。
本事業は、国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学を代表機関として、当社、一般財団法人ファインセラミックスセンター(JFCC)、株式会社SUBARU、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)等と共同で進めるものです。退役した航空機から大量発生が見込まれる炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を回収し、再び航空機に活用するまでの一連の仕組み(サプライチェーン)の構築を目指します。
炭素繊維複合材は軽量かつ強度に優れる特長があり、工業製品に幅広く使用されています。なかでも航空機分野では、客室内の壁面や、機体や翼を支える構造材等において活用が進んでおり、機体の軽量化が燃料消費の節減やCO2排出量の削減にも寄与するなど、必要不可欠な素材となっています。
一方で、環境負荷の高い航空機の製造においても脱炭素化の動きが加速しており、置換材料としてサステナブル炭素繊維の技術開発が求められています
当社は本事業において、航空機分野へ炭素繊維複合材を納入してきた知見を生かして取組み、「再生材料を利用可能な形に加工する基材化プロセスの開発」ならびに「再生材料の特性評価、航空機内装部品への適用に向けた要件定義や実機による実証試験」に参画します。
当社は今後も、CO2削減や資源の有効利用など持続可能な社会の実現に向け、技術力を通じて社会に貢献してまいります。
