この度、ジャムコが参画する 航空機による大気観測プロジェクト「CONTRAIL」は、第1回日本オープンイノベーション大賞(主催:内閣府、総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、 経済産業省、国土交通省、環境省、 一般社団法人日本経済団体連合会、 日本学術会議)において、環境大臣賞を受賞いたしました。

 

 日本イノベーション大賞は、内閣府が進める総合科学技術・イノベーションの政策により、オープンイノベーションのロールモデルとなる先導的・独創的な取組を表彰し、日本のイノベーション創出を加速するために設立された表彰制度です。

 今回は内閣総理大臣賞をはじめ、12の賞が14の取組み・プロジェクトに授与されました。

 そのなかで「CONTRAIL」は、これまでにない観測方法を官民協力で実施し、開発段階からこれまで関わりのなかった機関が連携し、旅客機の定期便を使用することで定常的・世界的な観測を世界で初めて実現し、パリ協定、SDGs、地球環境の研究に大きく貢献したとして、環境大臣賞を頂きました。

 「CONTRAIL」の大気観測によって得られたデーターは、地球の気候変動メカニズムの解析を目的に、世界中の研究者に広く公開・利用されています。

 

 ジャムコは、観測機器の開発製造を担っており、今後も当プロジェクトを通じて社会に貢献してまいります。

 

CONTRAILチームのみなさま (写真:国立環境研究所)
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CONTRAILチームのみなさま (写真:国立環境研究所)

※ CONTRAILプロジェクトは、環境省の委託事業の成果として/支援を受けて(定常)観測が行われています。