当社が参画する産学官共同研究の民間航空機による大気観測プロジェクト「CONTRAIL」が、フジサンケイグループ主催の地球環境大賞において特別賞を受賞しました。

4月9日(木)、秋篠宮同妃両殿下のご臨席のもと授賞式とレセプションが明治記念館で開催されました。

当社は、2003年よりこのプロジェクトに加わり、自動大気サンプリング装置(ASE)と二酸化炭素濃度連続測定装置(CME)という2つの装置を開発し、航空機に搭載するために必要な国土交通省航空局やFAA(米国連邦航空局)のSTC(追加型式証明)の認証を取得してきました。STCの取得により、これらの観測装置は日本航空㈱が定期旅客便で運航する777-200ER, 777-300ERに取り付けられ、地球規模で大気の観測データを採取しています。また、その解析結果は地球温暖化に関する研究のための貴重なデータとして世界中に配信され、活用されています。

当社はこれからも、地球環境の保全活動の一環として当プロジェクトに参画してまいります。

大気観測プロジェクトCONTRAILについて (英文サイト)

※ CONTRAILプロジェクトは、環境省の委託事業の成果として/支援を受けて(定常)観測が行われています。