“Project Blue Sky”

ジャムコグループでは、お客様が航空機に搭乗する際に抱く不安を少しでも解消できるように、清潔で衛生的なキャビン作りのための製品の開発に取り組んでいます。

 

◆航空機シート向け

[Clean Cabin Divider]

バリアによる乗客の安心感の向上と直接的な飛沫を防止するクリアタイプの間仕切り(Divider)です。

透明な素材を用いることにより視認性と解放感を確保するとともに、価格・質量を考慮したヘッダー設計と、シートリクライニングに影響無い取り付けを検討しています。

 

[Soft Cabin Divider]

当社のグループ会社であるジャムコアメリカが発表した、レザータイプの間仕切り(Divider)です。

http://journal-download.co.uk/digitalmagazines/AII/AII01JUN2020/page_73.html

◆航空機ラバトリー向け

[Hands-free Toilet Seat Lid/Seat]

足踏みペダルを利用し、手を使わずに便ふた/便座を開閉する機構を検討しています。

 

[Hands-free Waste Flap]

既に777787で搭載実績のある足踏みペダルを利用し、手を使わずにごみ箱ふたを開閉する機構について、さまざまな機体のラバトリーへ搭載を検討しています。

[Touchless Faucet]

赤外線センサーを利用し、水栓に触れることなく手をかざすだけで水が流れ/水が止まる仕様になっています。787では標準仕様として、また多くの777に搭載されています。

[Electrostatic Disinfection]

静電気を帯びた消毒液の噴射によりラバトリー隅々に至るまでの消毒作業を自動化することを検討しています。一度に広範囲に効率的に作用させ消毒液の節約を可能とするとともに、通常拭き上げ作業に比べ作業時間を大幅に短縮する効果が見込まれます。

◆航空機内装品向け

[UV Disinfection]

紫外線(UV)照射はウイルス及び菌のDNA構造を破壊し、ウイルスを不活化、バクテリアを殺菌Disinfectionします。人体への安全性と照射部位を考慮し、UVの各波長を組み合わせた除菌方法についてラバトリーはもとよりギャレー及びシートへの適用を検討しています。

“Project Blue Sky”

新型コロナウイルス感染症拡大による航空業界への影響を踏まえ、ジャムコ
グループだからこそできる航空業界への種々の提案、ビジネスアイディア、製品・サービスの具体化へ向けた活動で、社会に貢献してまいります。