2025年2月28日、株式会社ジャムコと宇宙航空研究開発機構(JAXA)の提案する「メタモルフィック・ラバトリー」は、一般財団法人国際ユニヴァーサルデザイン協議会が主催するIAUD国際デザイン賞2024「未来への提案」部門において、金賞を受賞しました。
IAUD国際デザイン賞は、ユニバーサルデザインを対象としたアワードであり、ひとりでも多くの人が快適で暮らしやすいユニバーサルデザイン社会の実現に向けて、特に顕著な活動の実践や提案を行っている団体・個人に授与されます。
IAUD国際デザイン賞2024では、「斬新で躍動的な、ユニバーサルデザインの新境地を開くものであること」、「市場から排除されがちな障害者等との密接な関係を基にした質の高いユーザー中心の研究が認められること」、「企業の全社的なビジョンと継続的な改善計画に基づいたユニバーサルデザインへの長期的、組織的実践が示されていること」等を審査基準とし、国内外の有識者による審査委員会によって審査されました。
「メタモルフィック・ラバトリー」は、航空機用の拡張式バリアフリートイレのコンセプトで、限られた空間を効率的に活用します。このラバトリー(機内トイレ)は、全介助が必要な方が地上のトイレのように介助者と共に利用でき、さらに乳幼児やオストメイトにも配慮した設計となっています。
当社では、サステナビリティ課題への取組みのひとつとして「あんしん、快適な移動空間の実現」を掲げており、これからもその実現に向けて邁進してまいります。
