当社は、2024年10月16日(水)~19日(土)に東京ビッグサイトで開催される「2024国際航空宇宙展」に、各種製品・装置、コンセプトモデルを展示いたします。

●出展製品

・航空機に求められる厳しい基準を満たし、高度な特殊工程技術により製造された航空機用熱交換器及び各種航空機搭載機器

・当社独自開発の炭素繊維複合材製造法により成型され、航空機の垂直尾翼等に使用される航空機用炭素繊維構造部材

・旅客機に搭載され上空の大気を採取・測定し、地球温暖化をもたらす大気変動メカニズムの研究に貢献する大気観測装置

<航空機用熱交換器>
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<航空機用熱交換器>
<航空機用炭素繊維構造部材>
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<航空機用炭素繊維構造部材>
<大気観測装置>
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<大気観測装置>

●JAXA出展ブースでの展示

同時に、国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)の出展ブースにて、当社とJAXAとの共同研究であるメタモルフィック・ラバトリーの実寸大モックアップが展示されます。

メタモルフィック・ラバトリーは、身体障がい者にとって長い間課題となっていた、空の旅におけるラバトリー(機内トイレ)の問題を解決する、ソーシャルイノベーションのコンセプトであり、2つの隣り合うラバトリーユニットと、ラバトリーに隣接するクロスアイル(左右のドアを繋ぐ機内通路)を結合し、これまでにない大きな空間を創出するものです。これにより、全介助の必要な身体障がい者であっても、地上のバリアフリートイレと同じようにラバトリーを使用することが可能になります。

航空機のラバトリーは公共施設として「誰にも寄り添うトイレ」であることが求められることから、様々な乗客のニーズを取り込み、誰にとっても使いやすいバリアフリー設備に仕上げました。

本年1月にコンセプトを公表し、国際福祉機器展に続いて2回目の展示です。

<メタモルフィック・ラバトリー>