500機
高品質を維持してこその納品数

ジャムコではボーイング787型機向け内装品として、ギャレー、ラバトリー、フライトデッキ(操縦室)の内装パネル、収納ボックス及び操縦室ドアと周辺隔壁を独占供給しています。2009年3月に同型機向けのギャレーを初出荷して以来7年4か月で、500号機向けの出荷を達成しました。

1.50%
「良い仕事」を生み出す「やりがい」

1.50%。この数字は2014年度から5年間の平均自己都合退職者の割合です。これはジャムコのもつ社内の雰囲気や風通しの良さといった「働きやすさ」、そして自らの仕事が世界中で活躍している自信と誇りを持った仕事だという「やりがい」のある環境の現れと言えるでしょう。

CONTRAIL
CO2分布状況を空からリサーチ

「CONTRAIL」は、産学官共同研究の民間航空機による大気観測プロジェクトです。ジャムコは2003年から自動大気サンプリング装置(ASE)とCO2 濃度連続測定装置(CME)という2つの装置を、研究者からの要求に従って設計・開発しました。その後FAA(米国連邦航空局)や日本の航空局のSTC(追加型式設計承認)をジャムコ・アメリカにて取得し、ボーイング747-400、777-200ER、777-300ERにこの装置を取り付けています。

充実の育児休業支援
育児休暇や時短制度なども充実

ジャムコではワークライフバランスに配慮し、従業員の仕事と家庭の両立を目指しています。産前6週間、産後8週間、育児支援として1歳6か月(最長2歳到達後4月末)に達するまで、育児休業をとることができます。女性はほぼ100%の取得率で、男性の取得も徐々に増えています。また、育児休業からの復帰にも支援プログラムや時短制度を整えるなど、働く人の子育てを支えます。

ODA / ICA
米国連邦航空局もお墨付きのジャムコクオリティ

ジャムコ・アメリカは、米国連邦航空局(FAA)より安全認証業務を代行する権限を認められる「ODA:Organization Designation Authorization」と、継続的に耐空性に関する審査要領をFAAの代理として行える権限「ICA:Instructions for Continued Airworthinessの書類審査と承認」が付与されています。これによりFAAとの事務手続きを効率的且つ迅速に進めることができ、お客さまのご要望に沿ったスケジュールの設定が可能となります。

世界シェア 50%
世界のラバトリーシェアの半分は ジャムコ製

787型機を含め、ボーイング社のワイドボディ機に搭載されるラバトリーはすべてジャムコ製です。また、777型機及び787型機には業界初となるビデシステムの搭載を実現し、独占供給しています。これは品質、納期、コストへのニーズに的確に応えるだけではなく、「安全で快適」をジャムコが提案し続けるからなのです。

創業1955年
60年を超えてさらに成長へ

ジャムコは1955年、伊藤忠航空整備株式会社として創業しました。伊藤忠式N-62型機「イーグレット」の製造を手掛け、その技術を発展させた現在の航空機内装品事業は、世界でも有数のギャレーとラバトリーを生産することができるようになりました。また、原点でもある機体整備事業では、国内の各空港最寄りに拠点を持ち、航空大学校、海上保安庁、防衛省、エアライン等の中型・小型航空機やリージョナル機、回転翼機の整備、改造等を行っています。

ADP
軽量・高強度の炭素繊維複合材

ADP (ADvanced Pultrusion)とは、ジャムコが開発した炭素繊維複合材の連続性形成法です。この製法の特徴は、自動化された連続製法により、理論上長さの制限がない部材が製造でき、従来の製法に比較して短時間・低コストで部材を製造することが可能です。現在エアバス社のすべての機体の構造部材、垂直尾翼用構造部材、A380機の二階床構造部材等として使用されており、今後はさらに幅広い活用が期待されています。