今後の見通し

当社グループが関連する航空輸送業界では、国内外を問わず航空旅客数の増加により航空機の需要が増加しています。これに伴い、当社が注力している中大型機の運航機数及び新造機生産についても増加が見込まれています。

 

このようななか当社グループでは、運航機数の増加によりエアライン向けスペアパーツ需要がコロナ禍前の水準を超過するなかで、スペアパーツ供給体制を強化し、確実に収益確保を行います。又、新造機の増産計画による応需能力回復やインフレによる原価高に対応するため、航空機シート事業のリソースを航空機内装品に集約するなど、全社的に業務プロセスを改革し、生産体制の効率化を図り、品質と収益力の向上を目指していきます。

 

こうした状況を踏まえ、2025年3月期の連結業績見通しは、売上高86,900百万円、営業利益7,810百万円、経常利益5,280百万円、親会社株主に帰属する当期純利益3,490百万円を見込んでいます。
なお、前提となる為替レートは、1米ドル当り140円としています。

 

又、当社は株主配当に係る基本方針として、効率的経営に努め収益向上を図ることで、株主の皆様には安定、且つ継続的に還元することを旨とし、連結配当性向20~30%を目安に配当額を決定するものとしております。2025年3月期の配当予想は、業績予想と財務状況等を総合的に勘案した結果、1株当たり25円(復配)としています。

2025年3月期の連結業績予想(2024年4月1日~2025年3月31日)

(単位:百万円)

売上高 

営業利益 

経常利益 

親会社株主に帰属する

当期純利益

通 期

86,900

7,810

5,280

3,490