航空機内装品等製造関連

当事業では、ボーイング787型機向け製品の出荷が再開したことや運航機数の増加によりエアライン向けスペアパーツ販売が増加したことなどから、前期に比べ売上高は増加しました。又、経常利益については、原価高の影響などがあったものの、スペアパーツ販売の増加に加え、外貨建て売上高の円安による効果などから増加しました。
この結果、航空機内装品等製造関連は、売上高40,986百万円(前期比11,371百万円増)、経常利益4,970百万円(前期比1,383百万円増)となりました。

航空機シート等製造関連

当事業では、ボーイング777型機向けビジネスクラス・シートVenture」の出荷が進んだことなどから、前期に比べ売上高は増加しました。一方、経常損益については、他機種展開に伴う初期費用の増加、米国におけるインフレーションや円安によるドル建てコストの上昇などにより経常損失となりました。
この結果、航空機シート等製造関連は、売上高9,208百万円(前期比5,338百万円増)、経常損失4,015百万円(前期は、経常損失2,708百万円)となりました。

航空機器等製造関連

当事業では、民間航空機向け炭素繊維構造部材の出荷が増加したことなどから前期に比べ売上高は増加しました。一方、経常損益については、原価増の影響などにより経常損失となりました。
この結果、航空機器等製造関連は、売上高5,566百万円(前期比490百万円増)、経常損失159百万円(前期は、経常利益85百万円)となりました。

航空機整備等関連

当事業では、部品整備において一部プログラムの出荷が翌期に繰り延べられたことなどから前期に比べ売上高は減少しました。一方、経常利益については、機体整備が堅調に進捗したことにより採算性が向上し増加しました。
この結果、航空機整備等関連は、売上高8,235百万円(前期比427百万円減)、経常利益211百万円(前期比40百万円増)となりました。

その他

その他の区分には、連結子会社の株式会社オレンジジャムコの事業を含んでおり、当社施設内の清掃及び補助的作業等セグメント間の内部取引が中心です。
この結果、その他の区分では、売上高2百万円(前期比0百万円増)、経常損失6百万円(前期は、経常損失6百万円)となりました。