ADP製法は次のような工程から成り立っています。

  1. 数枚のプリプレグを積層したロールを準備し、それらをディスペンサー(供給装置)にセットします。
  2. 複数のロールから引き出されたプリプレグはさらに積層され、プリフォーム部で型材の断面形状を作りあげます。
  3. 金型を通過させながら、熱と圧力を加え部材として焼き固めます。
  4. その後、オーブン(空気炉)を通過させることにより完全に硬化させます。
  5. 型材全体を、プーラーによって間欠的に引くことにより少しずつ移動させます。
  6. 切断機によって決められた長さで自動的に切断されます。
  7. 型材端部のバリをトリム機で切断します。
  8. 自動超音波探傷装置により、内部品質の検査を行います。
  9. 機械加工によって切断、仕上げを行います。(H型で成形し、切断することによって、効率的な生産を行うことができます。)